歴史豊かな町 上郡町
白旗城は、南北朝時代の武将・赤松円心が築き、守護大名赤松氏発展の基となった武功を挙げた記念すべき山城です。その後も赤松惣領家の本拠地として、その盛衰の歴史に度々登場します。
赤松惣領家が滅びた江戸時代以降も、白旗城は赤松氏ゆかりの城として、白旗伝説が末裔たちを中心に語り伝えられ、広く知られるようになりました。 (上郡町ホームページより引用)
赤松円心(あかまつ えんしん)
1277年~1350年
村上天皇を祖とする播磨国佐用荘の地頭一族、実名は則村。後醍醐天皇の皇子大塔宮護良新王より鎌倉幕府打倒の令旨を受け、1333年、苔縄城に挙兵。山陽道を攻め上り、足利尊氏とともに六波羅探題を攻め落とすが、尊氏が新政に反旗を翻すとこれに応じ、室町幕府成立の原動力となる。
大鳥圭介(おおとり けいすけ)
1832年~1911年
江戸末期、現在の上郡町岩木字石戸に生まれる。
岡山藩の閑谷学校、大坂の適塾、江戸の大木塾で学び江川塾で教授となる。
幕臣旗本となるが戊辰戦争で敗れ、2年半入牢。牢を出た後は新政府に登用され欧米の産業視察に回り、殖産興業に尽力した。
工部大学校(現・東京大学工学部)初代校長や学習院院長なども務め、後進の教育にも力を注いだ。